制作中のA型看板には、チラシポストも取り付ける予定です。
入れるチラシはA5の三つ折りサイズ(横型)。
市販のチラシポストでちょうどいいものが見つからず、
アクリル板を加工して作ってみることにしたよ!
Contents
チラシポストの設計図
チラシのサイズと看板のスペースから、かんたんに設計図を書きます。
設計図はいつもこんな感じにテキトーです♪
材料と用意するもの
- アクリル板(2mm厚)
- アクリルサンデーカッター
- アクリル専用ビット
- アクリル樹脂用接着剤
- 多用途接着剤
- フタ用のちょうつがい
- 鉄やすり、紙やすり、インパクトドライバーなど
今回使ったアクリル板は2mm厚のアクリルサンデー。
以前旦那さんが何かで使った残りがありました。
確かむりやり丸のこで切断しようとして、紙がビリビリになってる(;’∀’)
アクリル板を切る
アクリルサンデーカッターで切っていきます。
定規を当てて、はじめは軽く引いていきます。
後で書くけど、カッターマットの上で切らないほうが良いよ!!
何度も引いているうちに溝が深くなっていきます。
ある程度の溝になれば、定規を当てなくても大丈夫。
ある深さまで来ると、持ち上げたときにぐらぐらになります。
ここまできたら折って大丈夫!
簡単に折れます!
それほど大変ではない感じです
気付いたら、カッターマットがボロボロに!(゚Д゚;)
これ以降はいらない板の上で切るようにしました。
側面のナナメの部分もカットします。
パーツができました!
左から、
ビス止め用の背板、背面、前面、フタ、側面2枚、底面。
断面をやすりで磨く
切った断面をやすりで滑らかにします。
鉄やすり→240番の紙やすり→400番の紙やすり
の順にやすりがけしました。
フタの手前部分など、角を丸くしたい箇所は
鉄やすりで削って丸くしています。
アクリル板にドリルで穴を開ける
インパクトドライバーにアクリル専用ビットを取り付けて穴を開けます。
穴の位置に油性ペンで印を付けて…
アクリル板の下には必ず当て板を敷きましょう。
当て板なしで穴を開けるとアクリル板が割れやすいよ!
キュルキュル…と、開いていきます。
両側にきれいに穴が開きました♪
接着剤でアクリル板を組み立てる
使ったのはアクリルサンデーの「アクリル樹脂用接着剤」。
ふつうの接着剤と違い、アクリルを溶かして「溶着」するタイプです。
注入器が付属してます…
保護用の手袋と保護メガネを着用することと注意書きがあります。
ドキドキ…
とりあえず、背面と底面を接着してみることに。
セロテープで仮止めしました。
注入器の針を傾けるだけで接着剤が漏れてくるので注意!
直角に組み合わせたまま、針をスーッと当てると接着剤が隙間に染みていきます。
1~2分で硬化します。早!
続いて側面も接着!
箱型になりました。
ここまで10分くらい。
後ろのビス止め用パーツも、セロテープで仮止めして隙間に接着剤を流し入れました。
ここが失敗!
傷のように見えるのは、隙間から漏れた接着剤と下敷きの木材が接していた部分。
さらさらの水のような接着剤のため、
この面を下にして接着剤を塗布した時に、下にはみ出して広がってしまいました。
上の画像は、最初に仮止めしたセロテープ部分に接着剤が染みて、
セロテープの跡が残ってます。
「テープはがし剤」では落ちなかったので、液が染みたのだと気付きました。
(と言ってもむずかしそう…)
そのほか、下の画像で分かるように、
ポタポタっと垂れた跡もありますね(;’∀’)
400番の紙やすりで軽くこすってみたところもありますが、白く濁ってしまいます。
ま、それほど気にならないので良しとします( ´∀` )
あと、上の画像の手前の底に隙間が空いてます。
これは、寸法が少し足りなかったんですね。
接着剤の塗布も忘れてたみたいです(^^;
手前の隙間部分は、次に使う「多用途接着剤」で接着しました。
隙間が浮かないように重しを乗せてるところです。
こちらも接着早いです。
フタを取り付ける
フタは開閉できるようにちょうつがいを取り付けます。
ビスを使えないので多用途接着剤で貼り付けます。
使った接着剤はこちら。
裏面の説明書きに「ステンレス」と「アクリル」が入ってるので接着できるはず!
適量を塗って、貼ります!
2~3分で動きづらくなり、15分で実用強度になると書いてあります。早!
24時間で完全に硬化します。
この接着剤は溶かすタイプではないので、
はみ出したり汚れたりしたところは「テープはがし剤」できれいになりました^^
このように90度開くことができます♪
完成!
A型看板にビスで取り付けて、完成!
まとめ
- アクリルサンデーカッターを使う
- 簡単に折れるところまで何度も引いて溝を深くしていく
- アクリル専用ビットを使う
- 下に当て板を敷く
- 水のようにさらさらで扱いに慣れが必要
- 短時間で接着できる
参考になれば幸いです♪