イラストレーターの仕事の流れをざっくり紹介します

 

りっぽ
りっぽだよ!

イラストの仕事を依頼されたら、

どのような流れで仕事を進めていくのか紹介します。

 

ざっくりした流れは次のようになります。

  1. 出版社やデザイン会社から仕事の依頼が来る
  2. 納期・イラスト料などを確認して依頼を受ける
  3. ラフを作成し、提出する
  4. ラフがOKなら、本番のイラストを作成し、提出する
りっぽ

詳しくみていきましょう

 

出版社やデザイン会社から仕事の依頼が来る

出版社の編集者や、デザイン会社のデザイナーから、仕事の依頼が来ます。

りっぽ
メールで依頼が来ることが多いです

 

納期(締め切り)、何に使われるイラストか、だいたいのイラストの数や大きさ、

イラスト料などが伝えられるので、確認して返事をします。

 

  • 締め切りは必ず確認!ラフ(下絵の案)の締め切りと、本番の締め切りがあります。
  • 疑問点があれば質問しましょう。

 

原稿(ゲラ)を確認してラフを作成する

依頼を受けると、担当の方から原稿(ゲラ)、スペース、内容の指示などが送られてきます。

スペースに合わせてラフを作成します。

 

原稿(ゲラ)
ゲラにはスペースや内容の指示が入っていることも

 

ラフの前に、タッチ見本の提出を求められることもあります。

その場合は、2つ〜3つのタッチをつくり、

それぞれのタッチごとに4〜5点のイラスト見本を描いて提出しましょう。

 

ラフは、ほぼ本番に近いくらいまで完成させます。

内容に不安があるときは、ざっくりしたラフの段階で、

担当の方に見てもらい、確認しましょう。

 

ラフの提出

ラフが完成したら、担当の方に提出します。

PDF形式やJPEG形式で、メールに添付して送ることが多いです。

 

担当の方からの返事を待ちます。

修正がある場合は、このようにして欲しいという指示が来るので、

修正してもう一度ラフを提出します。

 

ラフのOKが出たら、本番のイラストの作成に取りかかります。

 

本番の完成イラストとラフ
完成イラスト(左)とラフ(右)の例

本番のイラストの提出

本番のイラストが完成したら、担当の方に送ります。

 

データの場合はメール添付で送ります。

データが大きく、メールに添付できない場合は

ギガファイル便などの「ファイル転送サービス」を利用します。

 

原画の場合は、出版社に直接届けるか、宅配便などを利用します。

担当の方にどのように受け渡しをするか、前もって確認しましょう。

 

本番のイラストも、修正が入る場合があります。

担当の方から修正の指示が来たら、指定の期日までに修正して提出しましょう。

 

りっぽ
締め切りに間に合うように納品しましょう!

トラブルなどでどうしても間に合わない場合は、早めに担当の方に相談しましょう

 

無事に納品したら完了です!

本番のイラストに問題がなければ、

あとは出版社やデザイン会社の仕事になります。

 

担当の方から請求書の提出を求められたら、請求書を書いて送ります。

 

まとめ

以上が、イラストレーターの仕事の流れになります。

 

出版社や仕事の内容によって、違いがある場合もあります。

りっぽ
分からないことがあれば、遠慮せず担当の方に確認しましょう!