
自分のやりたいことや理想の姿があるのになかなか成長しない…
と感じることはありませんか?
- 自分を成長させたいのになかなか進まない…
- ずっと同じところで止まっている…
- 雑事に追われるだけで中身は変わっていない…
- 鳴かず飛ばずで飛躍できない…
振り返れば、私は20代のころからずっと
漠然とした「こうありたい自分」に向かっていました。
でも、少しずつ進んではいるけどあまり変わってない。
まるで水の中の魚が同じところでぐるぐる回っているみたい。

そんなことを感じていた時、
あるメルマガで「物語の視点で見る方法」を知り、
これは良さそう!と自分なりの解釈とやり方を加えて記事にしています。

Contents
物語視点で成長を見るメリット
物語視点を取り入れる一番のメリットは、
自分の人生(成長)を客観的に見れることです。
客観視できることに加え、以下のようなメリットがあります。
- これから望むストーリーを組み立てていける
- 挫折を成長のチャンスにできる
- 自分の固定概念やブロックを外して飛躍できる

自分の人生を客観的に見れる
自分のことはなかなか客観的に見れないものです。

友だちへのアドバイスは思いつくのに、自分のこととなるとどうしたらいいか分からない
なんてことありませんか?
自分のことになると総合的に感じてしまうため、
問題以外のことに心が向いてしまいがちになるのです。
(たとえば、家族や健康やお金のことなどすべてに意識が向いてしまう)
また自分で思っている「キャラ」にとらわれている場合もあります。
物語視点を使うと、「登場人物」として自分の主観から切り離して見ることができます。
これから望むストーリーを組み立てていける
物語視点を使うと、
「自分で人生のストーリーを組み立てられる」ことに気付きます。

主観を排除して、
目的のエンディングにたどり着くためには
どんな成長をして何を手にすればよいのか
を明確にすることができるのです。
挫折を成長のチャンスにできる
挫折や失敗、コンプレックスがあっても、エピソードの一つとして見ることができます。
おもしろい物語には必ず主人公のピンチや弱点があり、
それを乗り越えることでの変化、成長があります。
物語視点で客観的に見ることで、
自分のコンプレックスや挫折を成長につなげることができます。

自分の固定概念やブロックを外して飛躍できる

誰でも自分の考え方のクセを持っています。
変わりたいと望みながらなかなか変われないのは、
自分の固定観念がブロックしている可能性があります。
- 人生はこんなもの
- 自分は凡人だ
- 成功して輝いている人はほんの一握り
- こんなことをするのは自分のキャラに合わない…etc.
物語視点では、登場人物として客観視するため突飛な発想も盛り込めます。
無意識に自分にかけているブロックを外すことができ、
「ブロックのその先」を見ることができるのです。

物語視点のワーク
物語視点のワークでは大きく2つの目標があります。
- あなたの成長の目標に向けたストーリーを明確にすること
- まわりの人とのかかわりを意識すること

【あなたの成長ストーリーを明確にするワーク】
はじめに、あなたがどんな物語を生きるのかを決めます。
あなたの「人生の目標」に向かうストーリーです。

- 最終的に手に入れたいものは?
- 今までの人生で手にしたもの、乗り越えたことは?
- 今現在のコンプレックスや不満なことは?
1.最終的に手に入れたいものは?
たとえば、
- まわりにあたたかい仲間がいる
- 暮らすのに十分なお金がある
- パートナーや家族との幸せ
- 自分を活かしてまわりに貢献できている
- 夢をかなえて成功している
- 気持ちが安らかで満たされている…etc.
あなたが成長の先に手に入れたいものは何でしょうか?
ここが物語のエンディング(目標)になります。
2.今までの人生で手にしたもの、乗り越えたことは?
たとえば、
- 受験のために人生で一番勉強して熱中することができた
- 失恋して苦しんだけど時間とともに乗り越えられた
- 人付き合いが苦手だけど積極的にイベントに参加した時期がある
- ○○の仕事を長く続けられている
- ギターを弾きたくて習得した…etc.
あなたが生きてきた中で、
あなたの糧や自信、強みになっているものを書き出しましょう。

3.今現在のコンプレックスや不満なことは?
たとえば、
- 話すのが苦手
- お金がない
- 仕事が忙しい
- 打ち解けられる仲間が欲しい
- 容姿を良くしたい
- 部屋が片付けられない…etc.
ここがあなたの現在地になります。
現在地を知ることで、ゴールへの道筋を決めることができます。
以上の3つのワークから、
- 今までに手にしたもの、乗り越えたことを武器に
- 現在の不満やコンプレックスを乗り越え
- 最終的に手にしたいゴール(エンディング)へ向かう
というストーリーを組み立ててみましょう。
過去の嫌だったことや今現在ダメだと自分で思っていることも
「成長のために必要なものだった」
というストーリーの中に組み込んでいきましょう。
【まわりの人とのかかわりのワーク】
物語視点の大きな目標の2つ目、
まわりの人とのかかわりを意識するワークです。
自分を成長させる時に、まわりの人とのかかわりも大きな要素になります。
人は影響を与えあって生きているので、
自分一人だけで成長の物語を進めることはできないからです。
以下の3点を考えてみます。
- あなたのまわりにいる人はどんな役まわりをしている?
- これからどんなキャラクターがあらわれてほしい?
- かかわる人の物語の中であなたはどんな存在でいたい?
1.あなたのまわりにいる人はどんな役まわりをしている?
今あなたの身近にいる人は、あなたにとってどんな役回りをしているでしょうか?
たとえば、
- 夫 …なんだかんだ言いながら自分をサポートしてくれる人
- 娘 …手がかかるけれど未来に向かって成長していく人
- 友だちAちゃん …近い価値観を持っていて、もっと近くなれそう
- 同僚Bさん …自分にはない知識と経験を持っている人 …etc.

今までは「なんとなく近くにいる」というだけだった人も、
自分の物語の登場人物だと考えると見方が変わってくるね!

身近にいる人をあなたのストーリーの中で活かしてみよう
2.これからどんなキャラクターがあらわれてほしい?
あなたのストーリーにこれからどんな人が登場してほしいでしょうか?
たとえば、
- 自分を導いてくれる師匠
- ともに走るパートナー
- 個性的な仲間
- 試練のためのライバル…etc.
自分の成長や目標のために必要な人を明確にしましょう。
自然に求める気持ちが出るため、
出会ったときにピンと来たり、出会うために行動に移すことができるようになります。
3.かかわる人の物語の中であなたはどんな存在でいたい?
物語は誰を主人公にするかで変わります。
ここまでは「あなたが主人公」の物語を考えてきましたが、
あなたがかかわる人にもそれぞれの物語があります。
あなたがかかわる人の物語に登場する時、
あなたはどんな存在でいたいでしょうか?
たとえば、
- 導く人
- 助け合う仲間
- 新たな視点をもたらす人
- 元気づける人…etc.
「誰かの物語の中でこんな存在でいたい」と思うことで接し方が変わります。
キャラが立っている人は、自然に人から求められるようになります。
また、まわりの人たちの物語の登場人物であると意識することは
たくさんの個々の物語が集まった壮大な物語の中にいることを感じられます。
すると、自分の理想の世界がより明確になってきます。

まとめ
いかがだったでしょうか。
目標に向けて自分を成長させるためには、自分を客観的な視点で見ることが必要です。
物語視点は自分を客観視できるので、
自分の理想、やるべきこと、自分のあり方、かかわるべき人、
などが具体的になってきます。
- 成長の目標を明確にして、自分の物語を進めること
- まわりの人とのかかわりにも物語視点を取り入れること

なかなか成長できていないと感じた時は
物語視点のワークをやってみてくださいね!
