感性を育てる絵の具遊び

「にじみ絵をやってみよう!」
と、5歳の娘(こと)を誘うと、

にじ見え?虹が見えるの?
「虹じゃなくて、にじむんだよ〜」と説明すると、
「あー、ふんふん」と分かった様子。
さっそく道具を準備して、やってみたよ!
にじみ絵のやり方
用意するもの
- 水彩絵の具
- 画用紙
- 筆
- 刷毛やスポンジ(または水を入れるバット)
- 紙をのせる板(ねんど板でもOK!)

今回は試しに、
- 透明水彩、不透明水彩(普通の水彩絵の具)、カラーインク
- 薄めの画用紙、厚手の水彩紙
を用意したよ
やり方
- 板に画用紙を置き、水を含ませた刷毛やスポンジで全体を濡らす(厚手の紙の場合は水を張ったバットにしばらくつけておいてもOK)
- 絵の具を水で溶いて筆に含ませ、濡らした紙に描く

じんわり広がる様子に見入ってる!

きれい!お花みたい!
描き終わったら、平らなところで乾かしておいてね。
画材の試し
写真は上から
- 透明水彩
- 不透明水彩
- カラーインク

透明水彩は娘の作品♪
筆で色をのせたあとスポイトで水をたらしていたよ。
絵の具が流れて別の色と混じり合ってきれいだね。

不透明水彩もうまくにじんだよ!
乾いたあとは混じり合ったところの色が少し濁ったような感じかな。
にじませているときには問題なし!
カラーインクは原液のままポタリとたらしたら…

鮮やかだけどうまく混じり合ってないね。
少し薄めたほうが良さそう!
乾いた作品
左は前述のスポイトも使った透明水彩。

想像がふくらみそう
この上から鉛筆やペンや絵の具で描きたしてもいいね!
右も透明水彩。
娘がにじむ様子を見ながらいくつも青い絵の具をおいていたよ!
こちらは薄めの画用紙を使ったよ。

おもしろかったー!
にじむ色の世界で遊ぼう
にじみ絵は絵を完成させるというより、
にじませて描いているときのおもしろさ。
じんわり色が広がっていく様子や描きながら想像がふくらんでいくね。
大人も子どももそれぞれの世界に入って、感性が満たされていく。

子どもといっしょに、じんわりにじむ色の世界を楽しもう♪

りっぽだよ!
『にじみ絵』は濡らした紙に絵の具をにじませて描いていく手法だよ