グループ展の展示用に、イラスト作品を「パネル貼り」しました!
今回はB2サイズ(515×728mm)が2点です♪
イラスト作品は額装することが多いよね
なんでパネル貼りにするの?
- 大きい額は高い
- ポスターフレームは安いけど薄い
- 木製パネルはそれほど高くなく、厚みがあるので見栄えがいい
…という理由で、けっこうパネル貼り作品にしちゃうことが多いりっぽです^^
今回の手順は以下のようになります。
- ネットでポスター印刷してもらう
- 印刷作品を糊付きスチレンボードに貼る
- スチレンボードを木製パネルに貼る
- まわりを製本テープで貼る
ネットでポスター印刷してもらう
ポスター印刷のプリオさんで印刷してもらいました!以前も利用させてもらってます^^
用紙はパールフォト紙にしています。
印刷作品を糊付きスチレンボードに貼る
糊付きスチレンボードは「のりパネ」(5ミリ厚)を使いました。
B2サイズ用で、実寸法はB2サイズより一回り大きめになっています。
のりパネの中央あたりの剥離紙を3センチくらいの幅で切り取ります。
手で引いていくと剥離紙が真っすぐに切れていくので簡単!
印刷作品を合わせて乗せます。
上から押さえて圧着します。
端っこは糊が付いちゃうので、あとで圧着します。
印刷作品をめくって、また3~4センチ幅で剥離紙を切り取り、圧着。
これを繰り返します。
押さえ足りず空気が入っちゃってるところがないか、時々確認しながら進めると良いですよ~。
ポコッと浮いているところがあったら、空気を外側に押し出すように押さえていきましょう。
片側がピッタリ貼れたらもう片側も同様に貼っていきます。
端っこははがした剥離紙を乗せて押さえればくっつきません。
全面ピッタリ貼れました!
端をカッターで切り取ります。
端から端まで届く長い定規を使いましょう。
4~5回で切り取るつもりで。
1回目は軽く、徐々に力を入れて切るのがコツです。
長い方の辺はカッターマットの長さが足りず…
厚紙を重ねて高さを合わせてマット代わりにしました^^
きれいに切れました!
気を付けていても失敗が…
今回2枚目に貼った方は、気を付けていたのだけどいくつか失敗したところがありました(;’∀’)
- いつの間にか表面にのりパネの糊が付いてしまっていた(ほんの少しだけど)
- いつの間にか表面に傷がついてしまった(これもほんの少し)
- 剥離紙の繊維が残っていることに気付かず貼ってしまい、ちょっと筋になってしまった
よく見なきゃ分からないレベルだったので、良しとしました^^;
が、用紙の表面はこすれや水濡れに弱いので、気を遣うことも多く感じました。
次回お願いするときはラミネート加工もしてもらおうと思ってます!
スチレンボードを木製パネルに貼る
両面テープで貼ります。
貼ってはがせるタイプが良いな~と思い…
今回使ったのはナイスタックの「弱粘着タイプ」。
弱いかな?と思ったけど、のりパネを貼るぶんには大丈夫そう!
そして簡単にはがせます♪
木製パネルは世界堂オンラインショップで購入。
Amazonでも買えます。
上の画像のように貼ってみました。
こんな感じにはがして…
作品を合わせて乗せます。
横に出た剥離紙を引いてはがし、圧着します。
まわりに製本テープを貼る
木製パネルとスチレンボードの側面部分を、製本テープを貼ってきれいにします。
35mm幅の白い製本テープを使いました。
「側面一周+数センチ」の長さに切ります。
剥離紙が上下半分ずつはがれるようになっているので、
まず上半分を一辺分はがして貼っていきます。
貼っている時、多少たるみがあっても大丈夫…
調節しながら押さえていくときれいに貼れます。
1回目は上部分を先に一周ぐるっと貼ったのですが、
下の剥離紙が「角の部分」ではがしづらいことが発覚!
なので、一辺ずつ上が貼れたら下の剥離紙もはがして貼っていくのが良いです^^
巻き終わりはこのように重ねて貼ります。
裏側のはみ出した部分を貼っていきます。
角もきれいに折り込んで貼ります。
裏に吊るす用のひもを取り付けておきます。
今回はヒートンと太めのタコ糸を使いました~。
(画像は梱包作業中でビニールに入ってます^^ちなみにのりパネが入ってた袋に入れられました)
こんな感じにパネル貼り完了です♪
まとめ
パネル貼りは多少手間がかかるけれど、
厚みが出ていい感じに展示できると思います^^
下の画像は4年ほど前にパネル貼り展示した作品(A3サイズ)ですが、
今もきれいに飾れています♪