100枚の絵を描く(8)透明水彩と色鉛筆で女の子を描きました

水彩技法をおさらいしながら描いてみました

 

こんにちは、りっぽです。

今回は、透明水彩と色鉛筆で女の子を描きました。

 

なんとなく知ってるようでちゃんと知らなかった水彩の技法。

おさらいしながら描くことに重点をおきました。

 

 

今回使った透明水彩は、手持ちのウインザー&ニュートンホルベインです。

違いはそれほどないと思うので、適当に両方を使いました。

 

今回使った水彩技法について

ウォッシュ

 

ウォッシュは、水で薄く溶いた絵の具で塗る技法です。

シンプルで基本の技法ですね^ ^

 

ウェットインウェット

 

ウェットインウェットは、塗った色が乾かないうちに重ねて塗る技法です。

水彩らしい「にじみ」ができます。

 

色の上に色を塗るほか、

きれいな水で塗った上に色をにじませて塗るのもこの技法になります。

 

ウォッシング(洗い出し)

 

ウォッシングは、一度塗った色を水をつけた筆などで溶かして拭き取る技法です。

大胆に流しでジャブジャブ洗っちゃうのもあり。

 

この絵では、服の色が強すぎたので、全体的にウォッシングして、改めて色を重ねました。

先に塗った色が少し残り、深みが出たようです。

また、帽子とズボンを部分的にウォッシングして、薄くしました。

 

マスキング

 

マスキング液で白抜きしたい部分をあらかじめ塗っておいて、

マスキング液が乾いてから絵の具を塗ります。

絵の具が完全に乾いたら、ラバークリーナーでマスキング液をこすり取ります。

 

この絵では、マスキング液を石けん水で薄めて塗りました

(エッジが少し柔らかくなるようです)

 

服の模様と帽子にもマスキングしたんですが、

絵の具を重ねていい色になっていたので、はがさずそのままにしました。

(劣化するかな…)

 

マスキングを使う時は、擦れに強い紙を選ぶ必要があります。

今回使った水彩紙は、少し弱いかも…ギリギリです。

紙の名前が分からないのですが^^;「にじみ絵」用の水彩紙です。

 

ウェットオンドライ

 

ウェットオンドライは、乾いた色の上に重ねて色を塗る技法です。

重ねるのは、違う色でも同じ色でもOK。

 

 

失敗してリカバリーしてるうちに、あれこれ「技法」を使ってるってこともありますね。

偶然性も楽しい透明水彩。

どんどん挑戦していきたいな♪

 

見ていただきありがとうございました*^ ^*