【保育士試験 実技試験】音楽をギターで受けました!当日の流れと様子

 

りっぽ
こんにちは!りっぽです

 

令和5年後期、保育士実技試験を受けてきました!

私は【造形】と【音楽】を選択。

音楽はギターで受けました。

当日の流れと様子をレポートします!

 

りっぽ

「楽譜の準備」の項に練習時の録音音声も載せるので

よかったら参考にしてみてね

 

 

ギター受験者もわりといる

 

ギターの受験者はピアノに比べたら少ないけれど、思ったより多かった印象です。

りっぽ
私が受けた会場では、10〜15人に1人くらいいたんじゃないかな

試験室前で待っている時、

私の前の前の女の子も、私のすぐ後の男性も、ギターでした。

 

待ち時間の過ごし方

 

私の場合は造形の試験終了が10時15分

音楽の試験開始時間が14時

13時半に待機教室に入るとして、3時間ちょっとの待ち時間がありました。

りっぽ

会場の目の前は大きな公園だけど、公園で時間をつぶすのに3時間は長い…

弾き歌いの練習をするにしても人目があって思いっきりはできないよなぁ

 

ってことで、隣駅のコインパーキングに停めた車に戻りました。

(バス10分+電車2分)

 

車の中でお昼ご飯を食べて、

  • 慣れ親しんだボイストレーニングのDVDで発声練習
  • ギター弾き歌いで課題曲の練習

ができました。

 

20分前までに待機教室へ

 

音楽受験者の待機教室へ行きます。

10~15人ほどの人が座って待機していました。

教室には案内係の人はいませんでした。

 

指定の場所でギターのチューニングをします。

私の待機教室の場合は、窓際の一番後ろの席の一つに

「チューニング席」という紙が貼られていました。

 

りっぽ

チューニング以外の音出し練習は厳禁!

チューニングは慎重に2回確認しました。

 

番号と名前を呼ばれて試験室前の廊下で待機

 

開始時間20分前を少し過ぎたとき、前の番号の人と私の二人が呼ばれました。

 

「受験番号〇〇〇〇〇〇〇〇番、△△さん」

のように苗字も呼ばれました。

私はちょうど一息ついて水筒のお茶を飲んでいたところで、ちょっと焦りました。

ギターを持って少しもたついてしまったけど、ちゃんと待っていてくれました(^^;

 

係の人について、廊下を進みます。

曲がって狭い廊下に入ると、各試験室の前に並んだ椅子に案内されました。

ここで試験室担当の案内の人といっしょに待ちます。

私の試験室担当の人は親切そうなおじさんでした。

 

受験票を見せて確認したり、

「入ると右側に机があるので、楽譜と受験票以外の手荷物はそこに置いてください」

という説明がありました。

 

ギターケースは、

「あの場所(試験室前の廊下)が空いたらギターケースをそこに置いてくださいね」

と言われました。

りっぽ
なので私は上着もギターケースに入れておきました

 

「立って弾きますか?座って弾きますか?」と聞かれ、

「立って弾きます」と答えると、

「譜面台があるので、弾く前に高さを調節してくださいね」

 

また、私のほうから「ギターもいったん机におけばいいですか?」

と質問すると、

「ギターはそのままストラップで肩にかけていて大丈夫ですよ」

と教えてくれました。

 

待っているときは、試験中の人の弾き歌いが聞こえてきます。

ギターでの弾き歌いはたまたま聞こえませんでした。

りっぽ
ギターのほうが音が小さいから?

ピアノの弾き歌いは各試験室からよく聞こえ、

前奏や伴奏、曲の速さもいろいろだなぁ~と思いました。

声楽のような美しい歌声も…

 

緊張するけれど、私はそれぞれの曲のリズムに乗ってリラックスできていた気がする…

担当のおじさんも曲に乗って体を動かしていました(笑)

 

いよいよ試験開始!

 

いよいよ私の番です!

事前練習では、

ドアをノック→「失礼いたします」→ドアを開ける

という練習をしていたのですが、

おじさんが「ギター受験の方です」と言いながらドアを開けてくれました。

なので、ギターをタテに持って「失礼いたします」と言って入りました。

 

その試験室は、4畳半くらい(?)の広さで

左側にアップライトピアノが置いてありました。

 

たしかこんな感じ…

 

右側の手荷物用の机にバッグを置きます。

試験官の人は女性二人。

「受験票のシールをはがして1枚ずつ渡してください」

と言われ、試験官の前に行って一枚ずつはがして渡します。

私はそれぞれに「よろしくお願いいたします」と言いながら渡しました。

 

渡し終わると、「受験票をしまってください」と言われ、

手荷物台に戻ってバッグにしまいました。

優しそうな年配の女性が「ゆっくりで大丈夫よ」と声をかけてくれて、

「はい、ありがとうございます」と答える私。

 

「お名前をお願いします」と言われ、

はっきり大きな声、明るい声を心がけながら

「○○○○です。よろしくお願いいたします!」

と言ってお辞儀をしました。

 

ここでも「座って弾きますか?」と聞かれ、

「立って弾きます」と答えます。

「譜面台を使ってくださいね」と言われ、譜面台は手荷物台の横に斜めに向けて置いてありました。

 

楽譜を乗せ「ここでいいのでしょうか?」と聞くと

「どこに置いてもいいですよ」と言われたので、

試験官の机の正面になるように置き直しました。

りっぽ
真正面勝負!

 

譜面台の高さは私の胸ぐらいで、

まあいいかなと思い、高さの調節はしなかったです。

 

ギター用の椅子のことは覚えていません…(^^;

 

「では、始めてください」と言われ、

いよいよ課題曲の弾き歌いです。

 

1曲目、『幸せなら手をたたこう』

うん、わりと声は出ている!

やってみないと自分の調子が分からないのが怖いところ…

 

手を叩くところは、私はトントン、とギターのボディを指先で叩くアレンジにしました。

その瞬間、二人の試験官が同時に採点用紙(?)に記入しているのが見えました。

 

瞬間的に少し動揺したけど

(これはきっと加点ポイントだろう)とプラスに解釈して、

2回目、3回目のトントン、もはっきり音が出るよう心掛けて弾きました。

 

途中で、目線が楽譜を見過ぎていることに気付き、

なるべく子どもたちを見回すことをイメージしました。

 

1曲目が終わり、一息つきます。

そこでは試験官からの指示はなかったので、体勢を整えて2曲目へ。

『やぎさんゆうびん』

こちらもいつも通りくらいに弾き歌いできました。たぶん…

 

歌い終わり、一息ついてから「ありがとうございました」と一礼。

譜面台をもとの場所に戻し、手荷物を持ち、ドアへ向かいます。

ここでも、担当のおじさんがドアを開けていてくれました。

試験官のほうへ向き直り、

「失礼いたします」と言って一礼し、ドアを出ました。

 

りっぽ
ふぅ~終わった…終わったよー

あとは狭い廊下でもたもたとギターをしまい、

見知った受験者さんに励ましのガッツポーズを送り、会場を後にしました。

 

事前準備について

ミニギター、トラベルギターは避けた方が無難と判断

 

ギターはアコースティックギターである必要があります。

私はもともと持っていたギターが

マーティンのバックパッカーというトラベルギターでした。

バックパッカーもアコギであることは確かなんですが、独特の細長い形をしています。

 

左がFG-152、右がバックパッカー

 

筆記試験後、

りっぽ
バックパッカーで受験して大丈夫だろうか?

と不安になりました。

 

前もって問い合わせることも考えたけれど、

結局ふつうの「ギターらしい」形をしたギターを買うことにしました。

りっぽ
不安要素はなくしておこうと(^^;

同様に、小さいミニギターはどう判断されるのかな、という不安があります。

 

ちなみに私はYAMAHA FG-152という古いけどしっかりしてる(らしい)ギターをメルカリで購入!

抱えやすいやや小ぶりのサイズです。(現行のFS800シリーズくらいのサイズ)

 

 

課題曲の楽譜は全国保育士養成協議会の試験案内ページからダウンロードできます。

コードが載っていますが、そのままではバレーコードだらけだったりするので、

YouTubeで弾きやすいコードに移調してくれているアレンジを探しました。

りっぽ
感謝!

自分が演奏するコードに書き換えた楽譜をプリントして、厚紙の台紙に貼って準備しました。

 

楽譜には、

  • ブレスの位置
  • 歌うときの留意点
  • カポを付けたときのチューニング
  • 受験番号(一応で^^)
も書き込んでおきました。

 

私はとにかく歌がしっかり歌えるように

ギターはシンプルなコード、シンプルなストロークにしました!

前奏は付けて、後奏はナシにしました。

 

りっぽ
参考までに練習時の演奏を載せてみます↓

本番1週間前くらいのです

まとめ

 

ギターでの受験では、

  • 荷物が多くなる
  • チューニングが必要
という特徴があります。

こと
手荷物はなるべくコンパクトにまとまるように工夫すると良いね

りっぽ

車や電車、バスで移動した後はチューニングが狂っていることがあるので、

呼ばれる前にかならず指定の場所でチューニングしておこう!

 

 

私が感じたギター受験の利点

  • 待ち時間に場所があれば練習できる
  • ピアノでの受験のほうが多いので待機中にほかの人の演奏があまり気にならない

ということでした。

 

りっぽ

会場内(建物の外でも)での音出し練習は厳禁なので、

あらかじめ練習できる場所を探しておくと良いかも!

 

これから受験される方の参考になれば幸いです♪