心の機微を理解できるのはいつ頃?
絵本『もうぬげない』(ヨシタケシンスケ作/ブロンズ新社)
誕生祝いにいただいたので、小さい赤ちゃんの頃にも読んでいました。
すこし頭を使うような「ものの見方」がおもしろい絵本だよ
その絵本に出てくるお母さん、
子どもの行動にイライラしている表情です。
娘が1〜2歳の頃にも、せがまれて度々読んでいました。
それが3歳前の頃、久しぶりに「読んで」と言われて読んでいたら…
急にしくしくと泣き出してしまったのです。
「やさしいママ」を信じている0〜2歳
2歳代までの娘は、
「ママはやさしいもの」
と信じていたんじゃないかな、と思います。
悲しくなっちゃったのかな…
いつでもやさしいお母さんでいられたらいいけど、
そういうわけにもいかないもの。
それ以上に楽しく子どもと過ごす時間があればきっと大丈夫!
映画の同じシーンで泣く
3歳半のとき、初めてディズニー映画『アナと雪の女王』のDVDを観ました。
それまでは、アンパンマンなどかんたんなストーリーのアニメだけ。
3歳で幼稚園に入ってプリキュアに興味を持ったので、
試しにテレビでいっしょに観てみたけれど、
展開が速くてお話には興味を示さなかったんです。
『アナと雪の女王』はパパのおひざでじーっと観ていたけれど…
翌日もまた観たがって観ていたら、
同じ場面で同じように泣いて終了。
娘にとって初めて知ったことだったんだね。
複雑なストーリーも楽しめるように
今5歳の娘は、ディズニープリンセスの映画が大好き!
プリキュアやいろいろなアニメも観ています。
いっしょに観ていると、私のほうがうるっとくる場面もあるけれど、
娘は楽しんで観ている様子。
夢の中のような状態にいるようです。
この時期は、良質な絵本を読んであげたり、
子どもが話す空想のお話をいっしょに楽しんであげましょう。
幼い子どもは絵本や映画をみて何を感じているんだろう?
娘のエピソードを通して考えてみたよ。