娘が手足口病にかかった時に調べたこと、症状の経過を記事にしたよ。
一週間ほどで良くなった娘、その後も思い出すと
って言ってます。
Contents
1.手足口病とは?
手足口病とは、夏をピークに流行するウイルスが原因の感染症です。
5歳以下の乳幼児がかかることが多いですが、大人も感染することがあります。
2.手足口病の症状は?
口の中や手のひら、足の裏などに小さな水ぶくれ状の発疹ができます。
38度以下の発熱がある場合もあります。
軽症で済む場合もありますが、ものが食べられないほどの痛みになる場合もあります。
娘(4歳9か月)の症状の経過
1日目…朝起きるなり、「寝てる間にべろ噛んじゃった」と言っていて、そんなことあるんだなぁ〜なんて思いながら、幼稚園へ登園。
帰りに「舌にぶつぶつがあって痛がっていたが、お弁当は食べました」と報告を受けました。
園バスを降りてから、「気持ち悪い」とスーパーのトイレで嘔吐(けっこうな量)してしまいました。
夕方、ぐったりした様子で抱っこのまま眠ってしまいました。
熱はなし。
2日目…朝、「気持ち悪い」と言って元気がないので、幼稚園はお休みに。
その後けっこう元気で、スーパーにゼリーを買いに行きました。
お昼はうどんとおあげを小さく切って、おいしいとまあまあ食べていました。
明日は幼稚園に行けそうだな、と思っていたら、夕方にまたぐったりとしてきて、
昨日と同じく抱っこしたまま眠ってしまいました。
幼稚園は翌日もお休みすることに。
3日目…朝、りんごジュースを飲み、手づくりプリンを少し食べました。
抱っこで眠るのと、ぐずるのを繰り返し、具合が悪い様子。
午後は口を開けられないくらい痛いようで、何も食べられず。
4日目…朝方、布団の中で、手がすごく冷たいのにびっくり。
朝、ヤクルト3本を飲み、抱っこしたままで眠る。
午後は、ぐったりした様子は改善されたようなので、買い物に出ました。
ヤクルトなら口にできるようなので、2パック買ってきました。
午後はヤクルト5本。
5日目…口にできるのはヤクルトのみ。一日で10本くらい飲みました。
からだは元気になってきたようだが、口が痛くて開けることもできません。
おなかがすいていて、私が食べるおかずを食べたがるけれど、「食べる?」と聞くと、
首を横に振って泣く。
口内炎が痛くて食べられないって、なんて辛い症状なんだろうと思いました…。
6日目…状態は、昨日とほぼ同じ。
「長引いているし、明日も食べられないようなら病院に行こう」と考えていました。
夕方、熟した柿を食べたがり、小さく切って出してみたところ…
初めほんの少しだけ口を開けて小さなかけらを食べ、
「ん?食べられる」
と思ったようで、柿を完食、口も開けられるようになり、ほかのものもどんどん食べ始めました!
食べられるようになって、娘も私も大喜び!
そしてすっかり回復しました!
3.かかってしまった場合の対処法は?
手足口病に対する治療薬は特にないので、病院では経過観察と対症療法になります。
脱水がみられる場合や、様子がおかしい場合は急いで受診したほうがいいでしょう。
また、口内炎がひどい場合は、口内炎の薬を処方してもらえるようです。
我が家の場合は、病院は行かず、家で様子を見ていました。
保育園、幼稚園へ行ってもいい?
手足口病は、潜伏期間が3〜5日あります。
ですので、園内で1人発症した時には、すでにほかにも感染している子どもがいる可能性が高いです。
出席停止の基準は、食事がとれて、元気がよければ登園してよいことになっているようです。
ただ、保育園、幼稚園により基準が異なる場合があるので、園に確認してみると良いでしょう。
娘の場合は、幼稚園の先生に問い合わせたところ、「本人が元気なら来て大丈夫ですよ。手足口病だとしたらすでに感染してるでしょうからね〜」 とのお返事でした。
(実際、同時期に同じ園の子ども4〜5人が、感染して症状が出ていました)
娘は食事ができず体調も良くなかったので、結局4日間お休みしました。
口が痛くて食べられない時は?
食べられるものがあれば、それを食べさせます。
比較的食べやすいものは、
ゼリー、プリン、絹豆腐、うどん、そうめん、アイスクリーム、牛乳
などです。
水分補給ができず、ぐったりしている場合は、脱水の可能性があるので、
急いで医療機関を受診してください。
娘の場合、ピーク時はヤクルトのような乳酸菌飲料しか口にできませんでした。
口内が痛くて口を開けることもできなかったので、ジェスチャーで(おなかぺこぺこ)とか、
食事を指して(治ったらこれ食べる)など言っていて、なかなか不憫でした(> – <)
痛がって歯磨きができない時は?
手足口病で口内が痛くて歯磨きを嫌がる場合、無理に歯磨きをする必要はありません。
拷問のようなもの!みたいです(> <)
一週間くらい歯磨きができなくても、すぐに虫歯になることはありません。
娘は5日間歯磨きができず、心配だったのですが、一か月半後に歯科検診を受けたところ、
まったく虫歯はありませんでした!
4.感染の予防法は?
感染経路は、
・飛沫感染(咳やくしゃみからの感染)
・糞口感染(便から口への感染)
・水疱からの直接感染
です。
ですので、
・親も(できれば)子どもも、マスクをする
・おむつや排便の処理後はよく手洗いをする
(便からは、症状が治まっても2〜4週間の間、感染の可能性があります)
・こまめに手洗い、うがいをする
などで、感染を防ぎましょう。
ちなみに、大人が感染することは稀ですが、免疫力が落ちている時などに感染することがあります。
大人がかかった場合も、口内の激痛、手足の痛み、かゆみ、治った後に爪がはがれるなど、
ずいぶん辛いようです…。
感染しないよう気をつけましょう!!
5.まとめ
いかがだったでしょうか。
手足口病は、保育園・幼稚園など集団生活で流行すると、感染しやすい病気です。
かかってしまった場合は、様子を見ながら対処しましょう。
食べたいのに痛みで食べられない状況は辛いですが、一週間もすれば必ず良くなってきますので、
がんばって乗り切りましょう!