夢中になるものが、じつは周りじゅうにあることに気付いた話

こんにちは、りっぽです。

イラストレーター+発達支援のお仕事してます。

 

この間、おもちゃのパラシュートを作りました。

子どもたちと、ビニール袋にタコ糸を付けて、

マジックでお絵かきして。

できあがって飛ばして遊びました。

 

遊んでみて、パラシュート楽しいなぁって思って^^

 

空中で広がって、ふわふわ降りてくる。

その様子に目を奪われる。

大人も、子どもも。

 

子どもとの遊びの中で気付くこと

 

子どもって、なんでこんなにと思うほど夢中になって遊びます。

大人目線では「何が楽しいんだろう?」って思うことも。

 

パラシュートを飛ばして思い出しました。

子どもの頃、夢中でやっていた遊びを。

 

風の強い日にビニール袋を飛ばして、

町の中をどこまでも追いかけて遊んだこと。

 

鳥の声をカセットテープに録音して、

何度も聞いていたこと。

 

雨上がりの木の葉についた雨粒を

何枚も写真に撮って見入ったこと。

 

休み時間になぜか夢中で遊んだ「ぽこぺん」。

シリカゲルを瓶にたくさん集めたこと。

上向きに置いた鏡をのぞき込むこと。

上り棒にのぼること…

 

今見たら

やばくない?ってことも

けっこうやってた子ども時代…

 

目を奪われること、心を奪われること。

子どもの頃は、そんなことがたくさんあった。

夢中になる理由は説明できないけど、

抗いがたい魅力があったんだと思います。

 

それこそ赤ちゃんなら、

手が動くこと、歩くこと、だって驚きだし、

ものをポトンと下に落とすだけでもおもしろいんですよね。

 

わくわくを提供してくれる地球

 

大人になると「あたりまえ」が増えていきます。

知ってることや予測できることが増えていきます。

 

事前に予測して行動することが求められるし、

子育てでは、子どものお世話をしたり、

危険を回避したり、導いたりという責任もあります。

 

でも、子どもの頃に感じた感覚は、

大人になってもたいして変わらないかもしれない。

 

子どもの頃、それ自体がおもしろく夢中になったことが

実は今もおもしろいかもしれない。

ふだん「あたりまえ」に見過ごしていることが、

実は心惹かれることかもしれない。

 

地球(というか宇宙)は不思議なことをたくさん提供してくれる。

宇宙の法則に則った物理現象なのだけど、

ヒトは、それを「美しい」とか「おもしろい」とか「不思議だ」と感じることができる。

子どもたちは、夢中で遊びながら全体を感じ取っていく。

それが発達、成長につながっていく。

 

りっぽ
…これってすごくない?

地球(宇宙)とヒトのコラボっていうか。

 

音楽を聴くこと、

楽器を弾くことや歌うこと、

絵を描くことや絵を見ること、

果物の皮の表面、

夕焼けの色、

紙飛行機やしゃぼん玉、

顕微鏡をのぞくこと、

おしゃべりして盛り上がること、

ユーモアを発揮すること、

成長してきた子どもの顔や体の線…

 

心惹かれることは、この地球上に無限にある。

 

大人の責任も重圧もあるけれど、

地球から見たら大人も子どももそんなに変わらない。

驚きながら、感じながら、ずっと地球とコラボしていく。

 

そんなことを思うきっかけとなった、パラシュート遊びでした。