あなたは本を読むのが好きですか?
本には体系的にまとめられた情報があって
ネットからの情報とは違う良さがありますよね。
でも、本を読んでもその経験が活かせていないことはありませんか?
- 読んでも内容を忘れてしまう…
- 何度も読み返す時間がない…
- 読んでいるときは役に立つと思っているが、読んで終わりになってしまう…
- いつか読み直そうと思っている本がたまっている…
せっかく時間を使って本を読んだのだから、
知識を定着させて活かしていきたいですよね。
この記事では、本の知識を効率よく定着させる方法を紹介します。
Contents
復習することで知識が定着する
知識を定着させるためには、復習が欠かせません。
なぜなら、新しく入った情報は時間とともに忘れていくものだからです。
エビングハウスの忘却曲線を応用したウォータールー大学の研究では、
効率的な復習のタイミングが示されています。
- 24時間以内に1回目の復習(10分間)
- 1週間後に2回目の復習(5分間)
- 1か月後に3回目の復習(2~4分間)
このタイミングで復習をおこなうと、
脳が「ああ、またこの情報ね」と活性化され、
記憶が定着するのだとか。
では、本の情報を効率的に復習する方法とは?
下の二つの観点から見ていきます。
- 読みながら「まとめる」
- まとめたことを「復習する」
読みながら効率よく理解する
講師の視点で読む
「自分が講師として数日後に本の内容を講義する」
という設定で読む方法です。
どこが重要か、心に響く言葉、内容の構造…などを
読みながら無意識に整理する心理がはたらきます。
人に教えるために、情報に対して能動的になることができるのです。
この方法は「復習」ではありませんが、
読んでいる段階で、頭の中で重要なポイントに焦点を当てやすくなります。
章ごとに要点を書き出しながら読む
1章読み終えたらノートなどにポイントをまとめていく方法です。
これは、「効率的な復習の1回目のタイミング」に当たります。
1冊すべて読んでからまとめようとすると、
本の情報量によっては、前半の内容はあらかた忘れてしまうこともあります。
(そしてもう一度初めから読み直すのは面倒)
1章ごとにまとめる方法は、ただ読み流すより時間はかかりますが、
忘れて一から読み直すより効率的です。
学びを定着させる
アウトプットする
知識を積極的にアウトプットする方法です。
これは「効率的な復習の2回目のタイミング」に当たります。
- ブログに書く
- 雑談で人に話す
- 要点を図解してみる
- 実践する
講師の視点を持って読むのと同じように
誰かに話したりブログで発信したりすることは、情報を整理して伝えることになります。
教えるために自分の理解が深まるため、定着しやすくなります。
もっとも効率的なのは実践です。
なぜなら実践すると内容のフィードバックが得られるから。
その情報が正しいのか、自分に合っているのか、
こうすればもっとうまくいくのでは、…など
知識としてだけでなく、自分の経験として発展させていくことができます。
実践する機会がある場合は、意識してどんどん実践してみるのがいいですね!
定期的にポイントをチェックする
要点をまとめたノートなどを定期的に見直す方法です。
効率的な復習のタイミングの「2回目以降」に当たります。
定期的に見直す→アウトプットする(実践する、人に話す…etc.)
を繰り返すことで、確実に知識を定着させることができます。
「忘却曲線アプリ」などを使うと、見直すタイミングを通知で教えてくれるよ!
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まとめ
いかがだったでしょうか。
- 講師の視点で読む
- 章ごとに要点を書き出しながら読む
- アウトプットする
- 定期的にポイントをチェックする
知識を定着させるには、くりかえし復習することが欠かせません。
人に教えることで情報が整理され、理解が深まります。
実践できることは、積極的に実践してみましょう。