私も自分を否定せず肯定はすることを心がけていました。
けっこう自己肯定感的にはクリアしてるんじゃないかって思ってました。
ところが先日、
実は自分が感じてたのは自己肯定感じゃなかったのでは?
ということを考えるきっかけがありました。
この記事では、
- 本当の自己肯定感とはどんな感覚なのか?
自己肯定感とは
良いところも悪いところもある、ありのままの自分を肯定し、
好意的に受け止めている感覚をいいます。
自己肯定感と思っていたものは実は…
先日のこと、友人知人の集まる場に参加したのですが、
その後急にある不安を抱えてしまったのでした。
その不安は、もしかして自分がすごいミスをしちゃってるかも、、
(結果は数日分からない)
というものでした。
結局のところそれは妄想で、
可能性は99%ない、と言い聞かせても、
半日くらい不安が消えなかったんです。
あれこれ考えているうちに、
これって実は今までも自己肯定できてなかったんじゃないかと思ったんです。
今まで自己肯定していたと思っていたけど実は…
- できてる自分は肯定できる
- できない自分は肯定できない
- 肯定できる自分になるために努力しないといけない
という状態だったのかもしれない。
今までは許容範囲内の行動をしてきたから自己肯定していたけれど、
その時、失敗したかもしれない自分を否定していたんです。
できるできないが判断基準になってたんだ、と。
ミスも成功も存在に関係ない
今まで、「できるできない」に自分を価値づけていたわけです。
ですが自己肯定することは、
- できるできないという基準は存在には関係ない
- ミスも成功も存在には関係ない
今まで無意識に自分にかけていた言葉
- いい子でいたら愛してあげるよ
- 失敗したら居場所がなくなるよ
これを
- いいも悪いも関係ないよ
- 失敗も成功も関係ないよ
- あなただから愛してるよ
成功や失敗はただの出来事です。
そういうこともある。
そこに自分の価値は関係ないのです。
自己肯定感と貢献のつながり
ただそこにいる自分を認めたとき、
次にそこからどうするかという課題があらわれます。
自分がどう思われるかという思考におちいると、
とたんに「できるできない基準=不安」に捕らえられてしまいます。
アドラー心理学では、他者貢献がしあわせへの唯一の道だといっています。
できるもできないも関係ない、そのままの自分を感じたら、
そこから「人に貢献すること」を考えていきます。
自己肯定できているからこそ人に貢献していけるし、
人に貢献することを考え、
人が喜ぶことを失敗も成功も関係なくやっていくことで、
自己肯定感も高められていくのではないかと思います。
まとめ
自己肯定感は「できるできない」「成功や失敗」とは切り離されています。
- できているから自己肯定感がある
- 成功しているから自己肯定感がある
というように、自分のプラスの部分だけを肯定している可能性はないでしょうか?
「できるできない」という基準から切り離すことで、
本当の自己肯定感を高めていくことができると思います。
こんにちは、りっぽです!