職場で、誰かの行動にイライラしちゃうことってありませんか?
「なんでこんなこと言うんだろう?」
「なんだかこの人に対してはイライラする…」
さらに、
「いっしょに仕事したくないな」
この記事では、
- 職場の同僚にイライラしてしまうときの対処法
まず行動のもとにある〈思い〉に注目する
人の行動は
思い→行動(+クセ)
分割したら、自分がイライラしているのはそのどの部分なのかを見てみましょう。
たいてい〈行動〉か〈クセ〉になりませんか?
冷静に考えると、行動自体も適切だけど「ただ〈クセ〉が目に付く」だけということも。
もとにある〈思い〉には共感できることが多いと思います。
たとえば、
ブツブツつぶやきながら資料を用意している同僚に対してイライラしてしまうとき。
同僚の行動を分割してみます。
思い…午後のみんなの仕事をスムーズにするために資料を用意しておこう
行動…資料を用意する
クセ…ブツブツ声を出す
この場合、
思いと行動は適切で、ただその人のクセに引っかかっていたと気付くかもしれません。
そうすれば、「資料を用意してくれてありがとう」と、
思いと行動に対して感謝することができるでしょう。
どの部分にイライラするのかを分析することで、
「もうこの人自体が無理!」=無駄に自分のエネルギーを奪われてしまう
ということがなくなります。
不適切な行動には気持ちを伝える
行動自体にイライラする場合もあるでしょう。
たとえば
- 仕事の段取りが悪い
- 手順を間違える
- 判断をあやまる…etc.
行動が不適切な場合は、
ただ率直に「こうするといいと思う」と伝えればよいでしょう。
その時に、もととなるその人の〈思い〉に共感したうえで伝えられるといいと思います。
「なんでこの行動をしてるんだろう?」ともとの〈思い〉が分からないときは
「今どうしたい?」「今何しようとしてる?」と聞いてみよう
イライラするのは、伝えられずに自分の中でためてしまうから。
相手が新人の場合は仕事上の経験や知識が少なく、知らないことも多いものです。
オープンに軽く伝えていくことで、相手の行動も改善されていきます。
クセには〈隣のおじさん・おばさん理論〉も有効
クセにイライラしてしまうのは、2つの状況があると思います。
- まだ相手のクセに慣れていない
- そのクセを生理的に受け付けられない
クセに対しては〈隣のおじさん・おばさん理論〉を使うといいです。
相手のクセが目に付いたら
「ああ、隣のおっさん(おばちゃん)またやってるな~」
と思うこと。
距離感を持って、他人ごととして眺める視点です。
〈隣のおじさん・おばさん理論〉は、
パートナーなど距離の近い人にあえて使うと有効な方法だよ
業務に支障のないクセなら、「またやってるな~クセだよね」で流せるといいですね!
まとめ
人間関係はお互いさまの部分も多々あります。
自分の行動が気付かぬうちに誰かをイライラさせていることもあり得ます。
また、人を批判していると、
その分「自分は完璧にしなくてはならない」と自分を縛ることにもなりかねません。
自分のエネルギーを落としてしまうことも…
職場で誰かにイライラしてしまうときは、
その人の行動を〈思い〉〈行動〉〈クセ〉に分割して、
どの部分にイライラするのかを分析してみましょう。
伝える部分、受け入れる部分、受け流す部分を明確にして、
ストレスをためないようにしよう!