繊維壁のDIY…剥がす?剥がさない?
築30数年の中古住宅DIY、手付かずだった2階和室。
ついにこの和室もフローリングにしちゃおうという気になり、DIY開始です!
この部屋の壁は昔ながらの繊維壁。
この壁を、長押(なげし)の上の部分は珪藻土を塗り、
下の部分は羽目板を貼る!という計画。
さて、この繊維壁は剥がす?剥がさない?
浮いている繊維壁は簡単に剥がせる
初めは剥がさない方向で、塗装ためにマスキングをしていました。
すると…
エアコンまわりの繊維壁が、剥がれかかってるのを発見!
この上から塗装しても、剥がれてきてしまっては無駄になるのでは?
ってことで、剥がしちゃうことに!
繊維壁の剥がし方
- 霧吹き
- スクレーパー
- 新聞紙やゴミ袋
床は新聞紙など敷いておくと片付けがラクです。
スクレーパー、私はたまたま家にあった「壁紙貼り用のヘラとステンレス定規」で代用。
RESTAの壁紙貼り「チャレンジセット」に付属の道具です。
本来の用途とは違いますが、なかなか便利に使えました~!
剥がす壁を霧吹きで湿らせます。たっぷりめに。
繊維壁に水分が染み込むよう数分おきます。
ヘラで一部を削って取っ掛かりをつくり、
スクレーパーを寝かせて大きく剥がしていきます。
10分もあれば一面剥がせる感じ。
この調子で、娘に手伝ってもらいながらどんどん剥がそう~!
と、思っていたのですが…
剥がれない繊維壁…

となりの面に移って剥がし始めたところ…
あれ、剥がれない…(・・;)
スクレーパーでゴリゴリと削っていって、ようやく繊維壁部分を剥がしていく感じ。
大きな面は、たぶん4時間くらいかかりました…。
ここは羽目板を貼る部分だから、こんなに苦労するなら剥がさなかったよ…~_~;
上の写真、手前が剥がれづらかった面です。
羽目板で隠れるとはいえ、途中で止めるのは中途半端すぎるので、なんとか剥がした!
剥がれない壁は力技です!!
ステンレス定規を両手で持って、片方の手を固定し、
扇を描くように削ると多少剥がれやすかった気がしますσ^_^;
珪藻土を塗る予定の長押の上部分もすべて剥がせました。
羽目板を貼る予定の壁は、剥がしづらいと踏んだ壁は剥がさないことに。
まとめ 繊維壁を剥がすのは場所によってはすごく大変
我が家の場合、剥がしやすい面と剥がれない面の違いがなぜあるのか、
傾向が分かりました。
剥がしやすい面→外に面している壁
剥がれない面→家の内部に面している壁
※あくまでも我が家の場合です。理由は分かりません。
私が経験して言えることは、
一部の繊維壁が剥がれやすいからと言って、
すべてが同じように剥がれやすい訳じゃないかも知れない!
ってことです。
我が家のように、
- 羽目板を貼る
- 厚塗りするタイプの珪藻土や漆喰を塗る
というDIYをするならば、
剥がれやすい、または剥がれかかっている繊維壁だけ剥がし、
剥がれない繊維壁はそのまま上から処理する、
というのが良いかも知れません。
