油性の画材と水性の画材。
はじき合う性質を利用した「はじき絵」。
線が浮かび上がってくること、
クレヨンと絵の具の質感の違い、色の対比。
その不思議さ美しさに、子どもも夢中になります。
材料と準備
用意するもの
オイルパステル、クレヨン、クレパスなど
水彩絵の具
画用紙
筆、水入れ、新聞紙など
※水性クレヨンでは絵の具をはじきません。
はじき絵では油性のクレヨンを使いましょう。
バチック(はじき絵)のやり方
やり方
- 画用紙にクレヨンで絵や模様を描く
- 水彩絵の具を適度な濃さに溶く
- クレヨンで描いた上から、筆で水彩絵の具を塗る
- クレヨンの線が絵の具をはじいて浮かび上がる
今回はオイルパステルを使いました。
描いた上から絵の具を塗り始めると…
「でてきた、でてきた!」
「2色にしよう~」
「つぎはグルグルにしよう~」
やる気まんまん!
子どもも簡単にできるので、どんどんやってます。
オイルパステルの力加減や絵の具の濃さで、
色が微妙に変わる様子もおもしろいですね。
白い画用紙に白いオイルパステルで絵を描いて…
よく見えない分、絵の具を塗ったときの意外性があります。
真っ白い紙から絵が浮き上がってくる驚きも!
細かい表現には油性の色鉛筆やクーピーペンシルがよさそうです。
子どもからおとなまで楽しめる技法ですね!

イラストレーター
革細工職人の夫と5歳の娘と3人暮らし。子育てと「やりたいこと」の両立を目指します。
このブログでは「絵本づくり」と「絵を描くこと」を中心に学びを共有していきます。