りっぽだよ!
先日、ちょっとした失敗をしてしまいました。
Contents
1.失敗する自由を認めない社会
そもそも、なぜ失敗=悪という思い込みがあるのでしょう?
それは子どもの頃から、「失敗はいけないこと」と育てられているから。
- 何かをこぼしては怒られる
- あるいは失敗しないようあらかじめ口出しされる
とくに日本は「まわりと同じ」をよしとする風土があるので、
「まわりと同じ」「失敗しない」があたりまえという同調圧力があるのです。
2.あえて間違えてみましょう
「あえて間違えてみましょう。人が学び、成長するには間違えるのがいちばんなのです」
ハーバード大学ファウスト学長が新入生に贈った言葉です。
勇気の出る言葉ですね!
失敗すると、そこから様々なことを考えるものです。
「あえて間違える」ことを勧めているんだね!
3.自分の失敗から考える
今回の失敗したときの、自分の思考の流れを考えてみました。
二つの流れがありました。
- 失敗した→「私、だめだなぁ…」→(もやもや)→「そんなこともある、原因は?」
- 失敗した→「なんて思われるだろう」→「誰かのせいにしようとしている、そんな自分イヤだ」
→「人の評価を気にしているんだな」
今回は失敗を通して、「他人の目、評価を気にしている自分」に気付かされました。
行動していたのかもしれない、と思い至ったのです。
4.失敗しないことの弊害
誰でも「失敗したくない」と思うのは、あたりまえのことかもしれません。
ですが、「失敗しない」ことばかりが自分の中でフォーカスされると、
行動が抑制され、できる範囲のこと、失敗しない範囲のことしか
やろうとしなくなっていきます。
5.あえて間違えてみる
「あえて間違えてみる」ことで、どんなことが起こるでしょうか。
- 「失敗しない」という枠をはずせる
- 他人の評価を気にせず行動できるようになる
- 不完全な自分を受け入れ、弱みを見せられる
- 「不完全な自分」を人に受け入てもらう経験ができる
- 他人の失敗も受け入れられる
リスクをとっていくことは、自分の成長に欠かせません。
失敗しない範囲で収まろうとしていませんか?
失敗しないことで維持する自信より、
失敗を乗り越えていくバネのような強さのほうが、いざという時に強いでしょう。
また、間違え失敗しても受け入れられるという経験は、
自分、他人、そして世界への信頼を深くします。
それには
- まず失敗してみること
- 失敗する自分を受け入れること
- 他人が失敗した時に、同じように受け入れること
6.失敗するから学びがある
今回、私がミスをした時にいっしょにいたのは
私よりずっと経験豊富な方たちだったのですが、責めることなく、
「そういうことがあるから、気をつけましょうね」と
注意点の確認をされただけでした。
叱られて当然と思っていた私は、そのことで驚いてしまいました。
失敗して責められると、つい反発して言い訳を考えてしまうものですが、
責められず受け入れてもらえたことで、見守られている、信じてくれているという愛を感じ、
純粋にその失敗について考えることができました。
もちろん、取り返しのつかないミスをしないよう、努力することは何より大切です。
ですが、「小さな失敗は、あえてしてみる」くらい勢いがあるほうが、学びにつながります。
そこから世界が広がっていくよ!
7.まとめ
いかがだったでしょうか。
「失敗なんてしたくない」というのが本音かもしれません。
ですが、たまには失敗してみるのもいいものです。
他人にどう思われようと、失敗は自分の糧になります!
ヘコんでも立ち上がっていこう!
今回は「失敗すること」について書いてみますね。