ウォルドルフ人形、6年越しに完成しました

 

こんにちは、りっぽです。


娘の7歳のお誕生日に向けて、中断していた『ウォルドルフ人形』づくりを再開!

無事完成しました♪

 

ウォルドルフ人形とは?

auenlebenによるPixabayからの画像

 

ウォルドルフ人形は、シュタイナー教育から生まれたお人形です。

 

ウォルドルフ人形の特徴は、

  1. 綿ジャージー、羊毛、ウールなど、できるだけ自然素材を使う
  2. 子どもの想像力を邪魔しないために目や口は小さく付ける
  3. 子どもにとって身近な人がつくる

ということ。

 

ウォルドルフ人形の「ウォルドルフ」というのは、

ドイツで最初のシュタイナー学校である

『ウァルドルフ(ウォルドルフ)学校』から付けられたのだそうです。

 

ウォルドルフ人形の大きさは?

 

ウォルドルフ人形には、

A体(20cm)

B体(30cm)

C体(40cm)

D体(50cm)

の4つのサイズがあります。

 

いちばん一般的なのはC体(40cm)のようです。

これは、大きめで作りやすいことと、

子どもが着せ替えをしやすいという理由があるようです。

 

持ち歩きしやすい大きさはB体(30cm)です。

30cmのサイズは、ぽぽちゃん(32cm)やメルちゃん(26cm)と近い大きさですね。

(人形のお洋服を作る時に、ぽぽちゃんの無料型紙などを利用できます*)

 

サイズ選びはお好みかと思います。

私は30cmサイズのB体を選びました。

 

ウォルドルフ人形のキットは、

『スウェーデンひつじの詩舎』のものが本場(?)のようですが、

私は『WOOL!WOOL!WOOL!』さんの30cm人形キットで作りました。

(なんとなくWOOL!WOOL!WOOL!さんのが好みだったので*)

 

ウォルドルフ人形はいつから与える?

5311692によるPixabayからの画像

 

ウォルドルフ人形を子どもに与えるのは何歳頃がいいのでしょう。

シュタイナー的には、年長さん〜小学生頃が良いのだとか。

 

シュタイナーの幼稚園では、

坊主人形という目鼻のないお人形が置いてあったりするようです。

 

私が娘に作りたいと思ったのは、もうすぐ1歳という頃。

その時にも、いつ頃から与えるもの?と調べて、

「1、2歳じゃまだ早いのか~」と思いました。

(作り始めて中断していたのも、急いで作らなくてもいい、というのがあったからかも…)

 

そこで1歳頃の時は、B体の前に、

小さめの天使の人形をアレンジして作りました。

初めに作った天使ちゃん人形。おなかにポケットがあります。

 

ウォルドルフ人形は、「自分の分身」「心のお友だち」として、

自分を客観的に見られるようになってくる

4、5歳頃からがちょうどいい時期のようです。

 

とはいえ、作りたい、与えたい、と思った時がタイミングかも。

0~2歳の小さな子のために作る方もたくさんいらっしゃいます。

小さい時から身近にいて、成長に合わせた遊び方をするのも良いと思います。

 

そしてウォルドルフ人形は、

小学生から思春期までも、子どもの心に寄り添い続けることができるそうです。

 

一針一針しっかりつくられて、

身近な人が作ったものだから補修もできる

息の長いお人形なのですね^^

 

初めてのウォルドルフ人形づくり

 

さて、7歳のお誕生日に向けて再開したウォルドルフ人形づくり。

前回、ボディと頭を縫い付ける作業の途中で止まってました。

 

人形作り用のカーブした縫い針で縫っていきます。

ちょっと首が右側を向いてしまいました^^;

修正もなかなか難しい…。

ご愛嬌ご愛嬌~。

 

ドキドキしながら目を付ける作業。

ちょっとやり直しながらも、

目と口を付けたら

とたんに可愛くなりました~。愛着^^*

 

ちなみに、娘にはたまに途中の段階を見せていましたが、

長い針を刺したり目を付ける場面は、

「痛い」ところなので一人で作業しました。

 

髪の毛を付けていきます。

私は、かぎ針で帽子を編み、そこにフリンジの要領で髪の毛を付けていく

「かつら式」で髪の毛を付けました。

 

髪の毛の土台の帽子
髪の毛を付け終えたところ

 

お人形完成!!

髪の毛はアレンジできるよう長めにしました。

 

 

服は、かぼちゃパンツ、ワンピース、リボン、くつを作りました。

パンツやくつは、ぽぽちゃん用の型紙からアレンジ。

娘のリクエストで、100均のリボンを付けて可愛いドレスになりました♪

 

 

6年越しに完成したウォルドルフ人形、

作りながら、あらためて娘への愛おしさがこみ上げてきました。

作り始めたころの気持ちを思い出したりもして^^

 

7歳の娘のまわりには、

リカちゃん人形やポケモン、シルバニアファミリー、

またアプリのゲームやYouTubeなど、

遊ぶものであふれてますが…。

 

いつもいつも遊ばなくても、なんとなく近くにいて、

心に寄り添ってくれるお人形になりますように*