と感じる相手はいませんか?
私はいます!
- 仕事中無言の時間が続くと気まずい…
- ママ友と会話が続かない…
- 子どもやパートナーとの会話が少ない…
- 気になる相手ほど気後れして話しかけられない…
- 職場で気楽な声かけができなくて距離を感じてしまう
- 娘と会話はあるけど、変化やSOSに気付けているかな?
そんな時、”見る力”のことを思い出しました。
つまり観察力!
この記事では、
- 観察力がコミュニケーション力アップにつながる理由
- 観察力を磨く「目でデッサン」法
観察がコミュニケーションにつながる
観察すると言葉が見つかる
スポーツに興味のない人は、スポーツの話題にとりあえず「へぇー」くらいしか言えません。
たいていの人は、じゃがいもを見ても「じゃがいもだ」としか思わないのではないでしょうか。
ところがもしも
「じゃがいもを観察して絵を描く」
という課題に取り組むことになったらどうでしょう。
表面の皮や芽の様子をよく見ているうちに
いままで何となく見ていたじゃがいもが、
こんなふうになっているんだなぁ~という発見があると思います。
切って中の様子も見たくなるかもしれません。
そして、じゃがいもはこんなふうになっている!ということを
今までよりも多く言葉にできるはずです。
同じように、人に対しても観察することで情報が増えます。
観察は目に見える情報ですが、見ることだけでも
- どんなものが好みなのか
- どこに気を遣っているのか
- しぐさや行動のクセ
などが分かってきます。
そこから質問することで会話の糸口が見つかるでしょう。
コミュニケーションをしていくことで、外面だけでなく内面まで知ることができ、
より深い関係を築けていきます。
ありのままを見ることの大切さ
子どもや家族、同僚のちょっとした変化に気付けているでしょうか。
- 体調が悪い?
- 気持ちが落ちている?
- 悩んでいる?…etc
ふだんからよく見ていると、
変化があったときに「なんだかいつもと違う…」と気付くことができます。
『犯罪心理学者が教える 子どもを呪う言葉救う言葉』(出口保行/著)によると
子どもの問題行動の多くは、ありのままを見ていないことから起こるのだそう。
よく見ることでコミュニケーションが増え、小さな変化があった時にも気付くことができます。
小さな変化は心のSOSである可能性もあるのです。
また、療育で取り入れられるABA(応用行動分析)でも、
起こっていることや行動をよく観察することが第一段階です。
どんな対人関係でも「先入観」や「期待」からではなく、
ありのままの相手をそのまま見ようとすることが大切だと思います。
見ているようで見ていない
いつも身近にいる相手って、実はよく見ていないことがあります。
- 見慣れているものほど「知っている」という思い込みがある
- いい意味で空気のような存在になっている
- 他人の場合「あまりじろじろ見ては失礼」という気持ちが働く
ときには「よく見る」ことで、
今まで気付かなかったことを発見するかもしれません。
- ここにほくろがあったんだ
- けっこう手荒れしているな
- きれいにメイクしているな…etc.
「なんでそんなに見るの」って言われるかもしれませんが、
気付いた「いいこと」を伝えたり、
「絵の課題で人を観察してて…」などごまかしてみましょう^^
観察力を磨く「目でデッサン」法
私は絵の勉強をしていたときに、人物のクロッキー(素描)やデッサンが好きでした。
友人であればそのまま紙に描くんですが、
電車の中などでおおっぴらに見知らぬ人を描けないんです(^^;
そんな時やっていたのが「目でデッサン」する方法でした。
相手を絵に描くつもりで見てみます。
- ほおの曲線は…
- 服のデザインは…
- 髪型は…
絵に描くつもりで見ると、客観的によく観察できます。
これこそ間近でやると「な、何?」となるので
あまり間近で真剣にやりすぎないよう注意しましょう(;’∀’)
まとめ
いかがだったでしょうか。
- 身近すぎてあまり見ていない
- 興味の示し方が分からない
- うまく観察できない
そんなときは「画家の目」で絵を描くつもりで見ると
観察力のトレーニングになります。
観察は興味関心の第一歩!
観察力を磨いてコミュニケーション上手を目指しましょう♪