ロフトベッドのはしごをDIY

2×4材ではしごを作る

はしごの設計図

 

今回のはしごの設計図は、だいたいこんな感じになってます。

 

図の中の「取っかかりの板」というのは無くても大丈夫です。

はしごをしっかり固定するために金具を付けようと思って、取っかかりの板を付けましたが、

結果的に「切り欠き」だけで問題なかったです。

 

 

 

材料
  • 2×4材(側板用)
  • 1×4材(踏み板用)
  • すべり止めのゴムシート(5ミリ厚)
  • ビス(長さ50ミリのスリムビス)
あると便利な道具
  • 丸のこ
  • ノミ
  • 水平器
  • 木工用のヤスリ
  • インパクトドライバー

 

 

木材の厚みは、両側の側板を2×4材(38ミリ厚)

足を乗せる踏み板を1×4材(19ミリ厚)

にすることにしました。 

今回の幅の場合、1×4材の踏み板で、

強度はまったく問題なしでした。

 

角度を決める

 

実際にロフトのはしごをかける場所に

側板用の2×4材を立てかけて、角度を決めていきます。

 

角度が急すぎると、子どもが怖がって登れないかもしれないし、

緩すぎると、場所を取るし…

 

 

今回は、約63度の角度にすることにしました!

 

角度が決まったら、

床と水平に印を付けます。 

 

 

このように…。

側板2本ともに印を付けます。  

 

はしごの幅とステップの間隔

 

幅とステップの間隔は、

家で子どももよく使っている2ステップの踏み台を参考にしました。

(こちらの踏み台は、幅330ミリ、ステップの間隔240~255ミリくらいです)  

 

 

今回のロフトのはしごは、

子どもが使うことを考えて、幅はゆったりと380ミリ。

ステップの間隔は、全体の長さから割って247ミリにすることに。

 

はしごの制作

 

側板は、先ほど印を付けた角度で

脚の部分を斜めに切ります。 

 

踏み板は、はしごの幅+両端10ミリずつの長さで切ります。

側板に10ミリの溝を切って、踏み板をはめるため。

今回は幅380ミリ+10+10=400ミリの踏み板が6枚です。

 

丸のこで溝を切る

 

ステップの位置に印を付けていきます。

脚の斜めの部分から、両側同じ長さで測っていけばOK!  

 

 

今回は10ミリの溝を切るので、

丸のこの歯が10ミリ出るように調整します。

私が使っている丸のこでは、歯の後ろのレバーで簡単に調整できます。 

 

 

上の写真のように、歯を10ミリに調整します。 

 

 

印の上を丸のこで切ります。

10ミリの深さに切り込みが入ります。  

 

 

間に、数本切り込みを入れます。 

 

 

ノミを使って、間の部分を取ります。

ポロポロと簡単に取れますよ~。  

 

 

きれいに溝が切れました。

ボコボコしているので、軽くヤスリをかけます。 

 

試しに側板を合わせてみます。

…あら、ちょっと緩い^^;

でも、ビス止めするので、あまり気にしなくて大丈夫。 

 

こちらはいい感じ♪  

 

すべて溝が切れたので、試しに側板をはめてみました♪   

 

 

踏み板が溝にはまるので、強度が上がるはず!

 

切り欠きを作る

 

引っ掛けるための切り欠きを作っていきます。 

現場で高さ(位置)を合わせると良いです。 

切り欠きの深さは、40ミリほどにしました。(下の図参照) 

 

Kき切り欠きの寸法

 

私の腕では、丸のこの精度が悪いため、のこぎりで切りました^_^;   

 

 

先の尖がっている部分も切り落としました。 

のちに丸くなるようヤスリかけしています。  

 

 

側板2本の切り欠き完了です!  

 

組み立て

 

現場で組み立てていくと、実際の調整がしやすいです。 

 

側板の脚部分に、すべり止めのゴムシートをカットして、

両面テープで貼り付けます。 

水平器を使って、踏み板の水平を出しながらビス止めします。   

 

 

横から感覚的に打とうとするとズレがちなので^_^;

印を付けてからビス打ちしています。  

 

はしごの完成

 

完成しました!\(^o^)/

娘の登り降りも、まったく問題なさそうです♪  

 

 

ロフトの柵を付けて、完成です♪

ここで現在のところ、母&娘で寝ています^ ^ 

 

ちなみに、娘は時々1階のリビングで寝落ちしてしまい… 

私が娘(18キロ)を抱っこして、このはしごを運び上げることがあります(^^;

 

ちょっとコワイけど、なんとか運び上げられる… 

そんな安定感あるはしごになってます*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

イヤ、リビングデネナイデΣ(゚д゚lll)

 

 

 

切り欠き部分は、こんな感じ。 

計画では、切り欠きの下の部分にL字金具を付けて、

取っかかりの木材に引っかけようと。 

 

L字金具を付けて引っ掛けるイメージ

 

でも今回は、切り欠きと脚のすべり止めゴムシートで大丈夫でした。 

角度がもっと急な場合は、金具を付けると安全だと思います^ ^   

 

ロフトのはしごを手作りする際の、参考になればうれしいです♪ 

(安全の確認は、ご自身でしっかり行なってくださいね⭐︎)