繊維壁を剥がしてシーラーを塗る
和室の繊維壁を、珪藻土と羽目板の壁にする計画です。
長押(なげし)から上を珪藻土で塗ります。
初めは繊維壁の上からシーラーを塗って、珪藻土を塗るつもりでした。
が、繊維壁が浮いていて剥がれやすい部分があったので、
- 繊維壁を剥がす
- シーラーを塗る
- 珪藻土(厚塗りタイプ)を塗る
に変更して進めています。
ちなみにシーラーとは、英語のseal(シール/おおい隠す、などの意)が語源。なるほど!
シーラーを塗る準備
- シーラー(アクドメール)
- 刷毛
- 容器
- 水
- 軍手+ゴム手袋
- 濡れ雑巾
- 床の養生
シーラーは『アクドメール』(フジワラ化学)を購入しました。
上に塗る予定の珪藻土と同じメーカーで揃えるのが無難かという理由です。
軍手の上にゴム手袋をすると、液が染みてこなくて良いです。
(軍手は、寒さ対策でしていました^ ^)
濡れ雑巾は、はみ出したり垂れてしまった箇所などを拭き取るのに使います。
シーラー(アクドメール)を2度塗り
アクドメールの説明を読むと、砂壁などは
- 一度目…水で2倍に薄めて塗る
- 二度目…原液を塗る
ふむふむ。
2倍に薄めて塗り始めます。
薄まっているせいか、よく染み込んでいきます。
この部屋の繊維壁を剥がした下は、何だろう、…モルタル??
今回、柱の養生はしていません。
むしろ、柱からもアクが出るんじゃない?
と、壁のまわりの木の部分もついでにアクドメールを塗っちゃいました。
木の部分はそれほど染み込まずムラになるので、塗ってから濡れ雑巾で拭き取ってみました。
(吉と出るか凶と出るか、はたまた大して意味はないのか^^;
※木の部分は二度塗りはしていません。)
一度目をすべて塗り終えたら、乾くまで待ちます。
4時間ほどでほぼ乾いたようです。(上の写真)
二度塗り開始!
今度は原液です。
一度目が乾いて壁が硬くなっているせいか、二度目の方がスイスイ塗れます!
それほど時間がかからず二度塗り目、完了!
説明によると、24時間以上乾かせばOK。
使った道具は、放っておくと固まってしまうので、
作業が終わったらすぐに水洗いすると良いです。
24時間以上経過。
カチカチに美しく固まっています。(上の写真、長押から上の壁です)
なかなか良い下処理では!
珪藻土塗りも楽しみです♪