和室DIY 珪藻土(厚塗りタイプ)で壁を塗る

 

自宅2階の和室DIYです。

今回は、壁に珪藻土(厚塗りタイプ)を塗る工程です。

 

この和室の壁は、もともと繊維壁でした。

長押から下は、羽目板を張り、

長押から上と一部の下の壁に珪藻土を塗る計画です。

 

 

繊維壁は、浮いている壁があったのではがしました。

(が、下の一部の壁ははがしていません^^;

壁によって、はがすのがとても大変だったので…)

 

珪藻土を塗る壁は、下処理としてシーラーを塗っています。

 

珪藻土を塗る準備

 

今回使った珪藻土は、フジワラ化学の「珪藻土壁材MIX」10kg入り。

色はホワイトです。

漆喰のように厚塗りができるタイプです。

ちなみに今回、6畳間の長押の上部分と、一間分の長押の下の壁を塗り、

使った量は、7.1kgでした。

 

コテはプラスチックの「仕上げゴテ」。

長さ150ミリの小さめのものにしてみました。

 

 

コテ板は、合板と角材で簡単に自作しました。

裏から見ると、下の画像のような感じ。

 

角材をビスで2箇所止めています。

一つの角が斜めに切ってあるのは、持った時に角が体に当たらないようにするためです。

 

 

壁のまわりにマスキングをしておきます。

珪藻土が厚塗りタイプなので、厚み分(2ミリ程度)壁から離して貼ります。

 

 

床は、フローリングを張ったばかりで汚したくないので、

全面に養生用のブルーシートを敷きました。

(珪藻土が垂れて汚れることはほぼないですが、誤ってボトッと落とす可能性はあります^^;

あと、マスキングをはがす時に、マスキングに付いた珪藻土がパラパラ落ちます)

 

珪藻土を塗る

 

珪藻土は袋の口を開ける前に、袋の上からモミモミして混ぜます。

(説明書には、棒などを使って缶の底から混ぜるようにと書いてあります。)

 

適当な木片を使って、コテ板に適量乗せます。

ボテっとした感じ。

 

 

塗りやすい場所から適当に、上方向にコテを動かしていきます。

(下の壁は、娘もいっしょに塗りました^ ^)

 

模様を付ける場合、二度塗り推奨のようです。(一度目は薄塗りする。)

今回は、軽くコテ跡を残すように仕上げましたが、一度塗りで済ませました。

 

コテを壁から少し浮かせて、傾けて一定の角度を保って動かしていきます。

*塗りやすいので、気を遣わなくてもそこそこきれいに塗れます。

 

 

端は、コテを押し当てて、2ミリの厚みが埋まるようにしてから、

広いほうへ塗り広げます。

 

下の画像のように、軽くコテ跡を残しています。

 

珪藻土は、袋から出して時間が経つと、乾いてザラザラしてきます。

ザラザラしてきたら、珪藻土を追加して混ぜれば大丈夫でした。

大きなかたまりがあると、きれいに塗れないので取り除きます。

 

数時間して、珪藻土が半乾きの時(完全に乾く前)にマスキングをはがしておきます。

そっとはがします。

 

角がきれいに塗れていない部分は…↓

 

ヘラを使って角を埋めました↓

 

マスキングをはがした後に、端のボソボソした部分を整える時は、

濡れ雑巾をヘラに巻いて押さえるようにしました。

 

完了です♪

1日ほどなるべく換気しながら乾かします。

 

 

完全に乾くと、けっこう頑丈なようです。

(多少こすっても、はがれることはない^ ^)

 

まとめ

 

フジワラの珪藻土壁材mixは、初めてでもとても塗りやすかったです。

今回の壁は、繊維壁をはがしてボコボコしていたので、この厚塗りタイプを選びました。

左官職人気分で楽しく塗れます♪

 

以前、薄塗りタイプのフジワラ化学「かんたんあんしん珪藻土」で、

ローラーを使って壁を塗ったこともあります。

こちらもきれいに塗れるので、元の壁が平坦な場合におすすめです。 

 

きれいに塗るポイント
  • シーラーで壁を下処理しておく
  • マスキングをしっかりする
  • マスキングをはがした後、角と端をきっちりしておくとキレイに見える
  • ちょっとどこかに付いちゃった時用に、濡れ雑巾を用意しておくと便利

ご参考になれば幸いです^ ^