
子育てをしていると、
どうしても子どもに対してイライラしてしまうことってありますよね。

- 朝の準備が遅い
- 玄関先でも行動がやけに遅い
- 宿題をのばしのばしにしている
- 興味のない遊びに付き合わされる
- お風呂に入りたがらないくせに入るといつまでも遊んでいる
- YouTubeをずっと見ている
- 動画視聴時間の約束を守らない…etc.
「時間ないよ」「いつやるの?」「まだやらないの?」
「一人でやって」「もう洗って出よう」「もう見るの終わり!」
言いたくないけど言ってしまう言葉たち。
そして、言うほどにイライラがつのってしまい、
「もう言わないよ!」「知らないよ!」
なんて言ってしぶしぶ言うことを聞かせてしまったり…
そんな先日、調べ物をしていてこの言葉を知りました。
この言葉を知ってから
- 子どもの行動にあまりイライラしなくなる
- 叱ることが減る
- 子どもを待てるようになる
ということが増え、さらに
仕事やプライベートでの対人関係でもイライラすることが減っていきました。

Contents
イライラしそうなときはこの言葉を唱えよう!
人の行動の95%は正しい行動である。
しかし私たちは「当たり前だから」とそれを無視してしまう。
わずか5%しかない負の行動に着目してはいけない。
引用文献:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
心理学者アルフレッド・アドラーの言葉です。
この言葉で、どんな効果がもたらされるか、私なりに考えてみました。
イライラの原因は?
相手への期待や固定観念
イライラしてしまう原因の一つは、
相手に「こうであってほしい」という期待があるときです。
- できることなのにしない
- みんなできるのにできない
- まわりの状況に気が付かない…etc.
相手の理想の状態と比べてしまうんですね。
そこには「こうあるべき」「こうすべき」「これが普通」といった固定観念があります。

自分の状況
また、自分の状況によってイライラしてしまうこともありますよね。
- 余裕がない
- 体調が悪い
- 興味がない
- 本当はほかのことに怒っている(手伝ってくれない旦那に対してなど)

イライラしたときに、原因を見分けてみよう!
この言葉でもたらされる効果

「人の行動の95%は正しい行動である」
この言葉でなにが変わるのかな?
ありのままに子どもを見れる
「期待」による固定観念をはずすことができます。
この行動はこの子にとって正しい行動なのかもしれない
と、相手ベースの視点を持つことができるのです。
たとえば、
買い物に行く途中に道端のアリの巣でずっと遊んでるとき…

95%は正しい行動と思えば、
「どういう考えでやっているのかな?」
と子ども視点で見れそう!

そこにおもしろいことがあるからで、
困らせようと思ってやっているわけじゃないんだよ
もちろん、小さいうちほど親が導くべきところがあります。
親が判断し行動を変えさせる場合も、子ども視点を持っていれば
一呼吸おいてどう声をかけるか考える余裕が持てるのではないでしょうか。

たとえば、「気持ちはわかるけど今は○○の時間だよ」など、
気持ちを汲んだうえでの声かけができそうだね!
子どもの自己肯定感を育む
ありのままに自分を見てくれる人の存在は、
子どもの「自分のままで大丈夫」という自己肯定感を育てることができます。
子どもといっしょにいると、口出ししたくなること、
また、「口出しせざるを得ない」ことだらけ。
それでも子どもを認め信頼する態度を持つことが大人の役割かもしれないと思います。
自分を受け入れられる
イライラしてしまう自分さえも「95%は正しい」と受け入れることで
気持ちに余裕が持てます。
自分もたくさんの「正しい行動」を日々行っています。

当たり前だからと目を向けていない正しい行動で
毎日がいとなまれているんだね
この子も正しい、自分も正しい、と思えたら
「これで大丈夫!」とおおらかになれるのではないでしょうか。
※もちろん虐待とかはダメです!
子ども以外の対人関係でも使える
冒頭でも少し触れましたが、この言葉は子育てだけでなく
いろんな対人関係の場面でも役立ちます。
- パートナーの行動にイライラするとき
- 職場の同僚の動き方が気になるとき
その人にとって理由があり、正しい行動をとっているかもしれません。
固定観念や自分の価値観にとらわれず、相手を理解しようとすることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
- ありのままに子どもを見れる
- 子どもの自己肯定感を育む
- 自分を受け入れられる
- 子ども以外の対人関係でも使える


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