過保護はどこから?「過干渉」と「甘やかし」に注意

 

りっぽ
こんにちは!りっぽです
子育て中、

これは過保護?甘やかし?過干渉?

…と気になることはありませんか?

 

わたしはあります!

 

私は娘が小さいうちは、

要求にはできるだけ応えてあげるのが良い!

と思ってたんです。

 

でも娘の成長につれて、

りっぽ
  • どこまでやっていいの?
  • これは過保護かも?
と迷うことが増えてきました。

 

この記事では、

  • 「過保護」「甘やかし」「過干渉」の定義
  • 必要な保護と甘え
  • 成長目線のかかわり方
についてお伝えします。

 

「過保護」「甘やかし」「過干渉」の定義は?

 

各言葉の定義と具体例を見ていきましょう

 

過保護とは
子どもが失敗したり間違えたりしないように、先回りして保護「し過ぎる」こと。
  • 子どもが忘れものをしないように、親が明日の学校の準備を全部やってあげる
  • 着替えなど、子どもが自分でできることを親が手伝う…etc.

 

甘やかしとは
子どもの要求に過度に応え過ぎること。
  • おかしやおもちゃを欲しがったとき、欲しがるだけ与える
  • 生活のすべてを子どもの望み通りにする…etc.

 

過干渉とは
子どもの気持ちを無視して親の希望を通そうとすること。
  • 子どもが自分のお小遣いで選んだものに「こっちのほうがいいんじゃない?」と口出しする
  • あの子とは遊ばないほうがいいなど交友関係に口出しをする…etc.

 

必要な保護と「甘え」に応えること

 

ここまで定義と具体例を見てきましたが、

過保護を気にするあまり、必要な保護までしないことは本末転倒です。

 

必要な保護は子どもの年齢や個性によって変わります。

子どもは成長につれて自分で自分を守れるようになり、親の手を離れていきますが、

成長に合わせた見守りと保護が必要です。

 

また、甘えも必要なもの。

子どもは甘えに応えてもらうことで

親子の愛着関係、信頼関係、基本的な自尊心、世界への信頼感などが育ちます。

甘やかさないようにと甘えを拒否したり厳しくし過ぎてしまうと、

親子のあたたかい愛着関係が形成されません。

 

過保護の具体例にあった、学校の準備や着替えを手伝うことにしても、

子どもが「手伝ってほしい」といったときに手伝ってあげるのは

甘えに応えることであり、適切だと思います。

 

ある行為が過保護、ということではなく

子どもの気持ちや成長、個性を見ながら判断していけば良いのでしょう。

ただ、親が心配し過ぎて、子どもに必要な経験を奪うようでは成長に悪影響があります。

大切なのは成長目線です。

 

成長目線のかかわり方

失敗を経験させてあげる

 

子どもが大切だからこそ、失敗させたくない、できるだけ悲しい思いをさせたくない、と思うものですが、

失敗は大切な経験。

失敗を乗り越える経験が強くしなやかな心を育てます。

 

自分の行動に迷ったときは、この経験で子どもは何を学ぶかという視点で考えてみます。

忘れものをすることで、忘れものをしないためにどうしたらいいか考えるようになります。

お友だちとけんかすることで、気持ちの伝え方や距離感を学ぶようになります。

 

親はやきもきしますが、見守りながらわざと失敗させてあげるくらいの心持ちでいられると

子どもは自分で必要な成長をしていくのだと思います。

 

失敗したときは勇気づけが大切

 

子どもが失敗したときに親に必要なことは、

子どもを勇気づけることです。

 

やきもきしていると

「ほらね」「だから言ったでしょ」「お母さんは知らないよ」

…などつい言ってしまいがちですが、

失敗した子どもを否定しないことが大事。

 

失敗したときこそ気持ちに寄り添って、

「失敗しても大丈夫」「あなたの価値は変わらないよ」ということを伝えてあげましょう。

そして、子どもが落ち込んでいたり困っていたら、

乗り越える方法をいっしょに考えてあげましょう。

 

  • 失敗しても否定されない
  • 自分で失敗を処理できる
  • 気持ちを立て直せる
  • 乗り越えられる
という経験をしていくことで子どもは自己肯定感を高め、

必要な成長をしていくことができます。

 

まとめ

 

過保護、甘やかし、過干渉は、

  • 子どもに失敗させたくない
  • 笑顔でいてほしい
  • 親の希望の道を進んでほしい…

「やり過ぎて」しまうこと。

 

成長目線を持ち、子どもの成長段階や個性、気持ちにそった「必要な保護」をしていきましょう!