絵を描くことや工作が好きな娘、現在7歳。
学校でも学童でもたくさんの絵や工作をつくって持って帰ってきます。
「これは、かあにゃん(私のこと)にあげる」
「これ、かあにゃんにお手紙」
など、私にくれるものも。
工作は棚の上に置いたり大きな箱に入れておき、
絵やお手紙は学年ごとに紙袋に入れておく…
とりあえず取っておいているけれど、
どんどんたまっていって棚も箱も紙袋も飽和状態です(;’∀’)
毎日のことなので、
見せてもらっても「うんうん」とか「わぁ、いいね!」とか
適当に受け流してしまっていました。
そんなある日のことです…
青いランプと娘の言葉
その日、学童のお迎えから帰ってくるなり
半透明の模様のついた青いトレーを見せてくれました。
「ちょっと、すぐ、2階に行ってくる!」
と持ってきたのは、私が使っているランプのミニライト。
慣れない手つきで「あれ、こうかな」とつぶやきながらライトを回して灯りをつけ、
「電気消して~」と言って青いトレーをかぶせました。
海の中のような、青いランプです。
トレーは青いペンで模様を残してきれいに塗ったものでした。
翌朝、暗い時間に起きていつものようにそのミニライトを付けようとしたとき、
昨日の娘のもどかしそうな手つきと青い光を思い出しました。
そして、そのあとにいくつかの折り紙の動物をくれて、
「いつもかあにゃんのためにつくってるんだよ」
と当たり前のように言った言葉を思い出しました。
気持ちの表現方法
小さい時から人見知りでなかなか私から離れられなかった娘は
2年生になって学校にもずいぶん慣れ、
私の仕事の都合で学童にも行ってくれています。
毎日くれるたくさんの絵や工作をつくっているとき、
私のことを考えているんだ…とふと実感しました。
もちろん、好きで描いたり作ったりもしていると思いますが、
さみしい気持ちや会いたい気持ちも入っているかもしれない。
たくさんの作品は、
もっとこっちを見て!という娘の心のように感じました。
そんな作品たちを「はいはい」と受け流してしまって、
申し訳ない気持ちになりました。
作品のプレゼントは、言葉では言いきれない気持ちを伝えようとしています。
今はまだ母親が一番の子どもも、
成長していけば確実に母よりも友だちと親密になってくるでしょう。
こんなにラブレターをくれるのは、あと少しかもしれません。
子どもの作品は飾って受け止めたことを伝えたい
子どもからもらった作品は
自分も子どももよく見れる場所に飾るのが良いでしょう。
見える場所に飾っていることで「気持ちを受け止めたよ」ということを伝えられます。
一日の作品数が多い場合は気に入ったものを飾っちゃえばいいですね。(残りは紙袋に入れておきます。)
作品には日付を入れておくとなお良いです。
また、飾った作品をあらためてよく見ることで、
より子どもの気持ちに気付くこともできます。
ある程度したら、気に入っているものを残して
- ファイリングする
- 紙袋に入れておく
- 写真に残す
などで整理していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子どもの作品には
「大好きだよ」「もっと見て」という心が反映されているかもしれません。
作品を飾ってあげることで、
気持ちを受け止めていることを伝えていきましょう。
そして、できるだけ自分の気持ちを返していきましょう。
気持ちのやりとりにあふれた、楽しい作品コーナーをつくっていきたいですね